2022-06-22
「散らかりにくい部屋」にするには?ラクにきれいな空間を保つ4つのコツ
部屋をきれいにしても、しばらくすると元に戻ってしまう…
その繰り返しで片づけに苦手意識を持ってしまう方は少なくありません。
でもちょっとした「習慣づけ」やインテリアの工夫によって
ラクにきれいな部屋をキープすることはできます。
今回は、そんな「散らかりにくい部屋」を保つコツを
わかりやすくご紹介します。
「習慣づけ」でラクにきれいな部屋をキープする
片づけをしてすっきりとした部屋を眺めていると、心まで軽やかになりますよね。
でもいつのまにか散らかってしまい、きれいな状態を長く保ち続けられない…
そうお悩みの方は多いのではないでしょうか。
家族で暮らしている方は時に、自分以外の人がモノを出しっぱなしにしていたり、
散らかしてしまったりすることにストレスを感じることも少なくないでしょう。
そんなことを繰り返していると、いつしか
「片づけをしても意味がないのかも…」なんて気持ちになってしまいませんか。
でも、大丈夫。これからご紹介するコツをおさえれば、
今よりもっとラクに散らかりにくい部屋をキープできるはず。
ぜひ、家中を見渡して身近なところから取り入れてみてはいかがでしょうか。
「散らかりにくい部屋」をつくる4つのコツ
1.片づけ前に、使わないモノを間引いておく
モノが散らかりやすい原因のひとつは「モノが多すぎること」です。
今部屋にあるモノは本当に「全て必要」でしょうか。
同じ役割のモノがいくつもある、何となく捨てられなくて置いている…
といった不要品があれば、思いきって間引いてみてください。
モノを厳選すると、本当に必要なモノが見えてきます。
そうすると、モノを探す手間が省けたり
モノを重複して買ったりすることも減るなどメリットがたくさん。
むやみにモノが増えないよう、購入に慎重になる習慣も自然に身につきます。
2.誰もが分かりやすい、モノの「定位置」を決める
自分や家族がよく使うモノは、出し入れしやすい場所に
「定位置」をつくると散らかりにくくなります。
モノを戻す場所が明確なら、置きっぱなしになることも減ります。
定位置を決めるときにポイントになるのが、
「アクションを減らして片づけられるしくみづくり」です。
「アクションを減らす」とは、具体的には「片づけのための動作を減らす」こと。
よく使うモノは、何かを避けたり開閉したりせずに
出し入れできる扉なしのオープン棚に、
あまり使わないモノは扉付きの戸棚にしまうなど、
使う頻度によって定位置を変えてみてください。
ただし、定位置をあまりにも厳格に決めすぎると
片づけが苦手な方にとっては負担になることも。
ラフに片づけられるカゴなどでグループ分けするだけでも、
見た目がすっきりとします。
モデルルームのような完璧なインテリアを目指さなくても、
家族の誰もが無理なく覚えられる定位置を検討してみましょう。
3.行動とともに「プラス1片づけ」できれいをキープ
散らかるたびに片づけを繰り返していると疲れてしまいますよね。
特別に時間をつくらずに、何か行動をするのに
「プラス1片付け」を入れると無理なく片づけを続けられます。
たとえば、洗面所で手を洗うついでに洗面台をさっと磨く、
外から帰って靴を脱ぐ前に玄関をさっと掃いて
靴や玄関先にあるモノを片づけるなど、
日常の動きに片づけや掃除を組み込んでみてはいかがでしょうか。
4.困った時の「一時置きボックス」をつくる
行き場の決まっていないモノが部屋に溢れると
散らかった印象を与えてしまいます。
とはいえ、すべてのモノにすぐに定位置をつくることは時間も手間もかかりますよね。
そんな時には、ざっくりとグループ分けをして「一時置きボックス」へ。
週末など時間があるときに一時置きボックスの中身を見返して、
モノの定位置を決めたり処分したりと仕分けすればOKです。
部屋のあちらこちらに分散しているよりもモノが迷子になりにくく、
見た目もすっきりとします。
「散らかりにくい習慣」を取り入れていつもきれいに
そもそもモノが多すぎる、モノを戻す先が決まっていない、
収納方法が複雑すぎるなど、部屋が散らかるには何か理由があるはずです。
まずはそれぞれのご家庭のライフスタイルや家族の性格などを
改めて俯瞰してみてから、散らかりにくいアイデアを取り入れれば、
きっとうまくいくはずです。
ぜひ、きれいな部屋をキープするヒントとしてご参考になさってはいかがでしょうか。