2023-03-07
「ウォールナット」の魅力とは?インテリアコーディネートのポイント&床材との組み合わせ
艶やかな質感と深みのある色合い、美しい木目が魅力の家具材「ウォールナット」。重厚感のある大人のインテリアをつくるなら、取り入れたい木材です。高野木工では、さまざまなシリーズでウォールナット家具をご提案しています。今回は、人気の家具材ウォールナットの魅力を改めて紐解くとともに、コーディネートのポイントや床材との組み合わせなど、ウォールナットインテリア特集をお届けします。
「ウォールナット」ってどんな家具材?
ウォールナットは、クルミ科の落葉広葉樹で、内装材や家具材はもちろん、楽器の素材としても使われる高級材として知られています。
ウォールナットには、主に以下のような特長があります。
・チーク材、マホガニー材と並び「世界の三大銘木」として知られる木材
・深みのある落ち着いた色合い
・美しく艶やかな木肌
・加工後の狂いが少ない
・強度が高く、衝撃に強い
・素材そのものに上質感がある
ウォールナットは、希少な高級材として知られており、見た目の美しさはもちろん強度や狂いの少なさなど機能面にも優れた素材です。それでは、ウォールナット魅力をより詳しくご紹介していきます。
「ウォールナットインテリア」の魅力は?
1.上質感のある大人のインテリアをつくる
ウォールナットは、世界三銘木のひとつで、上質感のある木肌や色合いで人気の家具材。ウォールナットは、写真のように重厚感のある濃いブラウンの色合いが特徴で、経年変化とともにより深みのある色合いへと変化していきます。
また、間接照明などで取り入れられる「暖色系の光」とも相性がよく、ホテルの客室のようにほの暗い空間でも美しい木目が際立つという特徴があります。ラグジュアリーホテルなどでも採用されている「モダンインテリア」にもよく合う高級感は、ウォールナットならでは。木の温かみを演出しながらも、クールな大人のインテリアを引き立ててくれるのが特徴です。
2.耐久性に優れ、長く愛用できる
ウォールナットは、その美しい見た目だけでなく、衝撃に強く丈夫で耐久性に優れているという特徴があります。そのため傷が付きやすいダイニングテーブルや、キャビネットなどの素材としても最適です。
こちらの写真は、LAITON レトン ダイニングテーブル。角に丸みを持たせた穏やかな曲線と木肌の美しさを堪能できる素材感が魅力です。天然木に真鍮のアクセントを施して、デザイン性にもこだわりました。天板は2枚の板を組み合わせ、中央にラインが走るデザインに仕上げています。
木の質感をそのまま楽しめるオイル塗装のため、長く愛用するなかで感じられる色合いの変化や、刻まれる傷さえも愛おしく感じていただけることでしょう。
3.経年変化を楽しみながら育てることができる
先ほどご紹介したように、ウォールナットは長く愛用できる優れた素材。経年変化による色の変化や、風合いに深みが増すことを感じられるのが醍醐味です。
日本では、気軽に手に入れやすい家具を頻繁に買い替えるケースが多く見られますが、海外に目を向けると一生ものの家具をお手入れしながら代々引き継ぐという文化が定着している国もあります。ウォールナットのように上質な素材でつくられた家具なら、これらの国々のように経年変化に触れながら「育てる」という感覚で付き合っていくことができることでしょう。
「ウォールナット」で作るインテリアコーディネートのポイント
「モダンテイスト」でコーディネートするなら
シンプルでスタイリッシュな印象を与えるモダンインテリア。家具やインテリア小物で無機質な素材を使うことも多いテイストですが、木の温もりを添えるなら「ウォールナット」の家具が最適です。
深みのある色合い、上質感のある素材は、シャープで都会的なモダンインテリアにもよく合います。こちらの写真のように、色使いはウォールナットに合わせてシックで深みのあるダークカラーでまとめるとクールな空間に仕上がります。アクセントに、照明やチェアの座面などでブラックを取り入れると引き締まった印象に仕上がります。
「ナチュラルテイスト」でコーディネートするなら
ナチュラルテイストでウォールナットをコーディネートするなら、あえて「曲線」を意識して家具を選んでみるのもひとつの方法。円形の天板を持つダイニングテーブルなど、柔らかく優しい印象を与える丸みを帯びた家具なら、上質感のあるウォールナットでもカジュアルにコーディネートしやすいのではないでしょうか。
さりげなく生花やドライフラワー、グリーンなどを飾れば、みずみずしくナチュラルな雰囲気を演出できます。ファブリックなどで自然素材を組み合わせると、よりナチュラルな印象に仕上がりますよ。
床材との組み合わせのポイントは?
家具選びをする時に、床材との相性に悩んだことはありませんか。ウォールナット材のように深みのある色合いの家具を置くなら、床材も色味の近いブラウンがよいのでは…と考えてしまいがちですが、そうこだわる必要はありません。
写真のように明るい色味の床材と組み合わせれば、メリハリがあり、家具がより映えるインテリアに仕上がります。
もちろん、ウォールナットに近いブラウン系の床材なら、家具と床材がなじみ統一感のあるインテリアをつくることができます。このように、ウォールナットの家具は、実はどのような床材やインテリアテイストにも合う万能な木材だと言えるのです。
ウォールナットでぬくもりを感じる上質な空間に
上質感のあるスタイリッシュな空間は、どこか冷たさや緊張感を漂わせますが、ウォールナットを取り入れることで、インテリアになじみつつ自然の持つ温かみを演出することができます。暮らしのなかで、長い時間をともに過ごす家具。あなたも、そんな家族のように暮らしに寄り添うウォールナット家具を探してみてはいかがでしょうか。