2018-03-16

ダイニングテーブルの構造

家族との食事はもちろん、
趣味や仕事の作業スペースやお子様の勉強デスクとして。

ダイニングスペースの中心として、
私たちの暮らしのシーンを彩るダイニングテーブル。

一重にダイニングテーブルといっても、形やサイズ、
種類はもちろん様々なタイプの物があります。
今回はそんなダイニングテーブルの構造についてご紹介します。

ダイニングテーブルの各パーツの名称

●天板(甲板)
机やテーブルなどの水平に使われた1枚の板のことを指します。
甲板(こういた)とも呼ばれています。

●幕板
テーブル天板の下にあって脚と脚を連結する横長の板のこと。
天板への負荷を軽減し強い構造にする目的があります。
幕板部分に引出しを設けるテーブルもあります。

●反り止め
天板裏に配された木製や金属製の補強材のことを指します。
木材の天板は反りや収縮、膨張が自然的に発生します。
この特性を軽減するために天板裏に補強を施しています。

ダイニングテーブルの基本的な構造は、
天板、幕板、脚で構成されている物が多いですが。

その他にも脚部を連結し揺れを防ぐ「貫」や、
脚と幕板が交差する4隅を固定するための「隅木」と呼ばれる補強材もあります。
隅木の変わりに金属製金具を使用している場合もあります。

天板の種類

ダイニングテーブルの天板には様々な種類のものがあります。
木製のものからガラス、プリントや樹脂製の物まで様々です。

今回は当店でも取扱いのある木製天板の種類についてご紹介します。

●突板天板
複数枚の突板と呼ばれる0.2mm程にスライスした無垢材を、
合板に貼り付けたものを言います。

木目を印刷したプリント化粧合板に比べ、
天然の木材を使うので自然な深みや味わいを楽しむことができます。

また木の木目が綺麗な部分だけを使えるため、
コストを抑えながらも綺麗に仕上げることができるのが特徴です。

●無垢天板
無垢材というのは木そのものを指します。
当店のダイニングテーブルの天板にはこの無垢材を
横方向に接着し成形しています。

天板を横から眺めてみると、
無垢天板の構造がより分かりやすいと思います。

突板に比べると若干価格が高くなりますが、
その分木本来の風合いを楽しめます。

その他にもダイニングテーブルの天板には、
無垢材を集成せずにそのまま使う一枚板などがあります。


どれが一概にはいいとはいえませんが、
木目を印刷、加工しただけの人工的な素材に比べて、
年月をかけて成長した木を使うため、
使い方によって価格はもちろん、風合いなどが大きく変わってきます。

ぜひそうした違いを理解した上で、
長い時間を供に過ごすテーブル選びの一つの参考にして頂ければ幸いです。

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